優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】
基槻は何故か「良かった」と呟き、ソファーに座る。
私はブレザーを脱ぎ、リボンと、ボタンを二つ外した。
沈黙が包むリビング。
私はテレビ台の下にある薬箱を取り出し、風邪薬を出した。
キッチンに戻り、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して薬を飲むと、基槻が立ち上がった。
「遊の部屋、どこ?」
「へ、部屋…?」
「寝ないと治るもんも治んねぇら寝んの」
「あ、はい…っ」
ちょっと強めに言われ、私は頷くしか出来ない。
ブレザーとリボン、鞄を持って、基槻を連れて部屋に戻る。
空気の入れ換えの為に開けていた窓を締め、私はクローゼットを開けた。
「着替えたら呼んでな」
「うん」
基槻は鞄だけを置き、廊下に出て行った。
私はブレザーを脱ぎ、リボンと、ボタンを二つ外した。
沈黙が包むリビング。
私はテレビ台の下にある薬箱を取り出し、風邪薬を出した。
キッチンに戻り、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して薬を飲むと、基槻が立ち上がった。
「遊の部屋、どこ?」
「へ、部屋…?」
「寝ないと治るもんも治んねぇら寝んの」
「あ、はい…っ」
ちょっと強めに言われ、私は頷くしか出来ない。
ブレザーとリボン、鞄を持って、基槻を連れて部屋に戻る。
空気の入れ換えの為に開けていた窓を締め、私はクローゼットを開けた。
「着替えたら呼んでな」
「うん」
基槻は鞄だけを置き、廊下に出て行った。