the Twin


私がそう言った途端、私は神矢くんに抱きしめられていた。


「か…神矢くん??」

「慎。」

「へ!?」

「『慎』って呼べよ。
兄貴は名前なのに。」


かみ……慎くんは拗ねたような口調で言った。

…か、可愛い//////


「し、慎く…ん」

「『くん』要らない。」

「…慎。」

「オレも二葉が好き」


慎は目をしっかりと私と合わせて言った。


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