ミルクチョコ
相手は小学校6年間同じクラスだった翔太。

変な性格で私はあまり好みじゃなかった。
少しにきびっ面で背は高い。
サッカー部で少しガッチリしている。

モテそうではないが彼女もいて何人かから
モテていたこともあった。

イケイケグループの中にも
微妙ーに入っているような変なヤツだった。

でも、もうその彼女とは別れている。

その彼女は、私の親友の麻里だ。

私は頭の中をひとつずつ整理していってメールの返信にたどり着いた。

返信は
『おらんよ^^翔太は?』
とした。

するとすぐに返信が来た。

私は目を疑った。

『俺・・・実は愛乃のことが好きっちゃん?』

え・・・
ありえないんですけど・・・

最初はそう思いながらボーッとしていた。

でも、翔太はいろんな女の子にドッキリを仕掛けている
詐欺な男でもあった。

それに私はそんなに騙されやすい人でもなかった。

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