★守ってダーリン★
「あれ、本気だから」
 
「・・・・・・」

「本気で夢乃のこと守りたい。俺の女になってくれ」

 真っすぐ私を見て言う神谷くん。

 泣くつもりじゃなかったのに・・・・・・涙がでてきた。

「っ!夢乃?どうした!」

「あ・・・・・・ごめん・・・・・・」

「夢乃・・・・・・?」

「あ、あのね神谷くん。私・・・・・・神谷くんのこと・・・・・・好きに・・・・・・なったの・・・・・・」

 一瞬、驚いた顔をする神谷くん。

「俺の・・・・・・女になってくれるのか・・・・・・?」

「うん」

 私がそう言うと、神谷くんはニッコリ笑って私を抱き寄せた。

 
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