奇跡の時間
それからの茶登は雨の日にはあまり出歩かなくなった。純が息を引き取った後で雨が降ってきたから。雨の日の茶登は昔.純と続けていた交換日記を書いていた。だが.返事が来るわけがなかった。しかし.2日後に返事が来た。返事を書いてくれたのは純のお母さん「純ママ」だった。純ママからの返事の内容は.「茶登ちゃん。久しぶり!お通夜やお葬式の時に.純の為にいっぱい泣いてくれてありがとうね(*´ω`*)これからも純の代わりに純ママが返事を書くから交換日記続けようね!最初に茶登ちゃんからこれ(交換日記)が来たときに純に読んであげたの。読み終わって仏壇に供えようと思ったら.「純だったらどうするだろう?」って思ったの。その時に.「返事を書いて!交換日記を続けて!」って純の声が聞こえたの…。だからね?純の気持ちに答えれるように続けよう!?」などいろいろな事が書いてあった。純ママと茶登ママは昔からの親友で小さい頃から純と茶登は会っていたからママとか関係なしに仲がよかった。純ママからの交換日記の返事に茶登は.「純ママ…ありがとうね(〃бωб〃)めっちゃ嬉しいわ☆純の代わりって感じやけどお願いします(*ー∀ー*)」.と明るい感じで返した。純ママと茶登の日記には茶登ママとかりんも入った。女4人で日記を続けた。茶登は純ママの励みもあり.有名な名門校の福祉化に合格した。かりんも有名な名門校の環境化に入学した。茶登は毎日真剣に勉強した。学校に行く中で友達もできた。山田沙子(やまださこ)・加藤知以(かとうちい)鈴原麻嘉(すずはらまか)の3人の友達が出来て毎日のように一緒にいる。学校の福祉化の中では仲良し「4人組」と言われるくらい仲がいい。4人はいつも恋バナや理想の彼氏とかいう話で盛り上がっている。そんな中.かりんは名門校に入ったため前より成績が落ち.4日も学校を休んでいた。お母さんは心配していたがお父さんは怒鳴り散らしている。「何でこんなに成績悪いんや!ちゃんと先生の話を聞いとんのか!」など…一回茶登が怒った事もあった。「うるさいわ!ちゃんと話を聞いとっても分からんことだってあるんやわ!」。茶登がキレたのはかりんは初めてみた。かりんは茶登のすすめもあり沙子.知以.麻嘉とも連絡を取り始めた。