汚恋
二階の一樹の部屋に向かった

心臓の鼓動が早まる。


一樹もいつになく
緊張したような感じだった

「なんか緊張するね」


私は緊迫した空気を破った。

「優しくするから安心して?ハル…」


「…うん」




密室の部屋で二人きりに
なった。



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