汚恋
「シャワー浴びてくるね。」

そそくさと部屋を出ようと したら


―グイッ


腕を掴まれた。


「ハル…好き」


そのままベッドに
倒された。


今、私の上に
一樹が馬乗り状態だ。


一樹の目が合う。


真剣なまなざしだった。


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