天使とわたし
「ナギー早く早くー」
「ゆっくりで良いじゃん信号赤なんだし」
「良いからー♪ほらっ」
マコに腕を引っ張られ無理やり
走らされる
なんで走るんだろ?
「元気の元は運動からっていうでしょ?だからナギが元気になるように
今日から毎日運動運動♪」
「いや……別に…元気じゃ無くたって死ぬ訳じゃ無いんだし…」
「いいからー♪」
信号の前に着く
横に見たことの有る女の子が立っていた
わたしより小さくて六歳くらいの女の子
えっ?
この子……夢で……
ま……まさか……
飛び出したりしないよね?
まさか……
女の子は
なにかを指さす
そして……