天使とわたし






「……柚原さん……大丈夫……かなぁ…」




病院の廊下を歩きながらわたしはポツリと
呟いた……






「大丈夫だよー♪あそこであの子が死んだら僕達が来た意味無いしねー♪」







「そう……かなぁ…?」







なんとなく心配だった……






「あなた達…」




振り返ると看護師さんが
こちらを向いて歩いて来た






「はい……何でしょう…か?」







「あなた達……加奈ちゃんの
お友達でしょ?」




「えっ!?あ……」
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