天使とわたし





カラスや子供の笑い声が
病室に響いていた









沈黙












「そっ……それでね!なんで今日
お見舞い来たかって言うとあの…
先生に毎日加奈ちゃんの
お見舞い行くように頼まれて…だから!」













「……ふざけてるの?」











加奈ちゃんの目が冷ややかになる










「え?…何が……」




< 53 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop