天使とわたし
「じゃぁねー♪ナギまた明日絶対来るからー♪」
「うん」
一人きりの病室
「綺麗だなぁ……」
夕陽が輝いていた…
カラスの鳴き声……
子供達の笑い声
こんなふうにゆっくり外眺めた事無かったなぁ…
夕陽ってこんなに綺麗なんだ
眠たくなってきたなぁ…
わたしがうとうとし始めた時……
「もう寝るのか?」
えっ!?…?
窓辺に背の高い男の人が座っていた
カーテンが風にゆれる……
あれ?わたし窓開けたっけ?
いつ入ってきたんだろ…
マコ以外誰も出入りしてないはずじゃ……