君のとなりに在りたい
消えてしまった灯火は。

あたしは平坂志晴、(ひらさかしはる)15歳。

今日で高校生初の12月を迎えました。


(あー寒…クリスマスまだまだなのにイルミネーションいっぱいだなぁ。)


部活が終わったあとにみんなでご飯食べに行って、もう8時を過ぎてしまってるから、外はもう寒くて真っ暗だ。


あたしが住んでるところはド田舎でこんな時間になったら外では誰にも出くわさない。


真っ暗な道をひたすら一人自転車を漕ぐ。


かなり寂しい感じがするがあたしは嫌いじゃない。


イルミネーションは綺麗だし空もなかなかだ。

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