君のとなりに在りたい

すべての情報が整理された瞬間、あれだけ震えていた体も完全に力が抜けて、動悸も収まった。


それと同時に涙がこぼれた。


(何で…?あれは絶対あたしは悪くない、何で死ななきゃならなかった?)


あの時のトラックがものすごく憎くなった。


でも、もうどうしようもないことがわかってしまったから憎しみもすぐに消えた。

残ったのは無気力なあたし。
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