君のとなりに在りたい

残った未練とひとつの願い

あたしはとにかく何も考えないで学校に向かった。


考えれば考えるだけ病んでいきそうだったから。


不満、未練、後悔…負の連鎖で死ねそうだった。


や、まぁもう死んでるっぽいんだけど。


(これ幽体離脱とかっていう可能性はあったりするのかな?)

こんなバカみたいな考えでも、あたしにはそれなりの希望なんだ。


幽体離脱ならかろうじて生きてる範囲内に入るはず。


これはちょっとマンガの読みすぎて偏ったあたしの知識による妄想だけれども。

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