君のとなりに在りたい

あたしの頬を涙が流れた。

(志晴!戻ってきて!)


その声が聞こえたあと、全身を思いっきり殴られたような振動が走った。


(えっ…)


目の前が今度は真っ白になってあたしの意識はまた遠のいた。

(何があった?夢でも見てんのかなぁ?)

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