君のとなりに在りたい

すると手は電柱に触れることなく突き抜けた。


(嘘…)

余計体が震えた。


(あたし透明人間にでもなったのか?
もしかして…死んだ…?)


何で?何で?


落ち着かない心をよそに頭をフル回転させる。


もしかして…


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