俺はキミをいつまでも…


俺の家に着き柚香が一緒にいようかときいてきたが、俺は断った。



かおるを重ねて抱いてしまうかもしれないから。


すると柚香が『やっぱり隼人が心配。一緒にいたい』と後ろから抱きしめてきた。


いつも俺を後ろから抱きしめるかおるをまた重ねてしまった。

夜だった。


「…だめだ。どことなくかおるに似ている柚香をかおるに重ねてしまう。この一線を越えたら……『いいの…私をかおるさんだと思って…抱いて…?』


そして俺柚香を抱きしめる。


「…かおる、愛してる…」


身長も同じぐらいで髪が長い柚香はやっぱりかおるに似ていた。


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