俺はキミをいつまでも…


“隼人…ごめん…”


“けど私、隼人と結婚したい。だから私、ここで死んじゃだめなの。お願い、神さま”


神さまはちょっとだけ隼人に合わせてくれた。


気づくと目の前に真っ白な天井が見えた。

左手には隼人の手が。


私には時間がないの。


『はや、と…ごめんな、さい…』


「かおる、絶対死ぬな!生きて結婚式やり直そう」


私生き返って隼人と結婚式挙げたいよ。


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