俺はキミをいつまでも…
私は謝る。
『…ごめん、ね…』
先に逝ってごめん…。
──…ピーー
機械の音が鳴り始める。
「…っ…はゃ…と…」
私は重々しくまぶたを開けた。
天井の色がさっきと違う。
私の手を握っている女の人は、私を見るとナースコールを慌てて鳴らす。
『っ…咲良がっ!!早く来て!!』
泣き崩れながら話していた。
咲良って…私!?
ナースコールを終えると、私を抱きしめた。
温かい。
メニュー