おかしな話だ
「あるところに」

これは話の中でかなりネタばらししてますね。

おじいさんとおばあさんは

山での芝刈りと川での洗濯をしながら暮らしてます。

某昔話の黄金パターンですね。

しかし、山も川も環境破壊の影響で

とても芝刈りや洗濯ができる状況じゃないんです。

そんな状況でも

おじいさんとおばあさんは今日も変わらず

山へ芝刈りに、川へ洗濯に行ってるんです。


おかしな話です。





「読書」

このあたりから伏線を織り交ぜたストーリーになってきます。

主人公は人気ドラマの原作本を隅々まで読みました。

この本には全てのページにページ番号が振ってあって

見開きのタイトルのページが1ページ目です。

要するに、表紙をめくって最初に出てくるあのページが1ページ。

そして、巻末のページが最後のページ数になるんです。

考え方としては

小説ってのは大体左から右に向かってページが進んでいきます。

見開きは

小説の表紙をめくった状態で左側にあるページ。

このとき右側にあるのは「表紙の裏」です。

そうなると

巻末というのは小説を開いた状態で右側にあるページ。

このとき左側にあるのは「裏表紙の裏」です。

…まあ実際に本を開けば分かりやすいでしょう。

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