おかしな話だ
さて

左側のページと右側のページのページ数は

必ず奇数・偶数の関係になってます。

左が2ページなら右は3ページ

左が5ページなら右は6ページ。

左が奇数であれば必ず全てのページにおいて

左にくるページ数が奇数になります。

右が奇数になることも、左が偶数になることもない。

この話の条件(全部のページにページ数が振ってある)の場合

見開き、つまり開いたとき右にあるページが「1ページ」なので

この本は全て「右にあるページ」のページ数が「奇数」になるはずなんです。

ところが

この本の巻末のページ数は

315ページで、奇数です。

先ほども書いたように

巻末のページは本の左側にあるので

そのページ数は「偶数」でなければおかしいんです(この話の条件の場合)。

いったいどこで間違えたんでしょうかね?

落丁がないとしたら

どこかに空白の1ページがあったのかも…



うん、なるほど、さっぱり分からん。

ちょっとこの話は言葉で説明すると分かりにくいので

文庫本でも漫画でも何でもいいので

本を用意して開きながら試してみてください。

あるいは

面倒ですが紙で本を作ってみて、

見開きから順番に番号を振って考えれば

分かりやすいかと思います。

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