先生に囚われて
その声に反応して校舎の出入口を見ると、りぃ君がちょっとダルそうに歩いてきた。
へえ、りぃ君珍しいなぁ。
一緒にサッカーやるのかな?
あっちぃ〜、と文句を言いながらもヤル気満々らしく、ワイシャツの袖を捲り首のボタンをいくつか開けている。
その姿を見てたのは私だけじゃないらしく、
きゃぁぁ〜っ!!
と歓声のような悲鳴のような女子の黄色い声が、校舎のあちこちから聞こえてきた。
うわぁ、フェロモンだだ漏れだな。
いつも以上に学校という場には到底合わない雰囲気が出ている。
あの人ほんと、なんで先生してるんだろう。
壮絶な色気を振りまきながら、楽しそうにサッカーをしているりぃ君を見ながら思う。
無邪気な笑顔が、普段の俺様風の意地悪な笑顔との差を強調させて、さらに魅力的でみんなを引き付ける。
しばらくボーッと眺めてると、背中に衝撃を受けた。
「……重いんだけどー」
「えへへ。ただいまハニー!」
へえ、りぃ君珍しいなぁ。
一緒にサッカーやるのかな?
あっちぃ〜、と文句を言いながらもヤル気満々らしく、ワイシャツの袖を捲り首のボタンをいくつか開けている。
その姿を見てたのは私だけじゃないらしく、
きゃぁぁ〜っ!!
と歓声のような悲鳴のような女子の黄色い声が、校舎のあちこちから聞こえてきた。
うわぁ、フェロモンだだ漏れだな。
いつも以上に学校という場には到底合わない雰囲気が出ている。
あの人ほんと、なんで先生してるんだろう。
壮絶な色気を振りまきながら、楽しそうにサッカーをしているりぃ君を見ながら思う。
無邪気な笑顔が、普段の俺様風の意地悪な笑顔との差を強調させて、さらに魅力的でみんなを引き付ける。
しばらくボーッと眺めてると、背中に衝撃を受けた。
「……重いんだけどー」
「えへへ。ただいまハニー!」