先生に囚われて
まあ結局、なっちゃんはこっちに引っ越したりぃ君の家に休みのたびに遊びに来ていたから、すぐにこの家で私と鉢合わせすることになったんだけど。
今は、自分もこっちに引っ越す!としょっちゅう駄々をこねる。
私とりぃ君がこっちにいるから、一人だけ仲間はずれにされてる気がして嫌みたいだ。
「なっちゃんがテスト終わったら遊ぼうって」
今週も遊びに行くと言ったなっちゃんに、りぃ君が冷たく「テスト週間で仕事が忙しいし、歌の邪魔になるから来んな」と言ったのは先週のことで。
そこからいじけていたけど、さっきの電話の感じだと機嫌がなおったみたいで、来週のテスト終わりの予定を楽しそうに立てていた。
りぃ君がお風呂に入っている間になっちゃんと話した内容を伝えると、
「んー」
もうちゃんと聞いていないのか眠そうな声の相槌。
寝室に入って行こうとしたりぃ君が、なぜか立ち止まって振り向いた。
ん?なんだろう?
今は、自分もこっちに引っ越す!としょっちゅう駄々をこねる。
私とりぃ君がこっちにいるから、一人だけ仲間はずれにされてる気がして嫌みたいだ。
「なっちゃんがテスト終わったら遊ぼうって」
今週も遊びに行くと言ったなっちゃんに、りぃ君が冷たく「テスト週間で仕事が忙しいし、歌の邪魔になるから来んな」と言ったのは先週のことで。
そこからいじけていたけど、さっきの電話の感じだと機嫌がなおったみたいで、来週のテスト終わりの予定を楽しそうに立てていた。
りぃ君がお風呂に入っている間になっちゃんと話した内容を伝えると、
「んー」
もうちゃんと聞いていないのか眠そうな声の相槌。
寝室に入って行こうとしたりぃ君が、なぜか立ち止まって振り向いた。
ん?なんだろう?