先生に囚われて
諦めを持ってそっと目を閉じた時、胸元に伝わる不自然な動き。
嫌な予感しかしなくて、全身からじわっと汗が吹き出してきた。
首から胸元にかけて存在する、馴れ親しんだ感触がその瞬間、
――ブチッ!!
消えた。
「さっきからずっと気になってたんだぁ〜」
どうしよう。
「ねぇねぇ、コレって〜」
……どうしようっ。
「大切なもの?」
どうしよう…っ!!
目の前の先輩の手には、私の首に毎日あった……細いチェーンのネックレスが握られていた。
嫌な予感しかしなくて、全身からじわっと汗が吹き出してきた。
首から胸元にかけて存在する、馴れ親しんだ感触がその瞬間、
――ブチッ!!
消えた。
「さっきからずっと気になってたんだぁ〜」
どうしよう。
「ねぇねぇ、コレって〜」
……どうしようっ。
「大切なもの?」
どうしよう…っ!!
目の前の先輩の手には、私の首に毎日あった……細いチェーンのネックレスが握られていた。