先生に囚われて
包み込む熱と護られている心
お線香をあげて、手を合わせる。
目を瞑ると、恭弥に話したいことが後から後から浮かんできて、報告だけでもかなりの時間がかかった。
この部屋に来るとやっぱり時間が経つのが早い。
チャイムが鳴り、扉の向こうのリビングが何やら騒がしくなったので、部屋から覗き見る。
あ、誰か来た?
また女の人だったら、どうしよう……。
「お前いい加減にしろよ〜また女連れ込んだのかよ?」
こっちに背中を向けるりぃ君と、その影に隠れてて見えないけど男の人の声。
「俺が来るの知ってたんだから、自重しろよな〜。今すぐ追い返せ!」
「……うるせぇな、事情が変わったんだよ」
りぃ君に詰め寄っていたその人は。
目を瞑ると、恭弥に話したいことが後から後から浮かんできて、報告だけでもかなりの時間がかかった。
この部屋に来るとやっぱり時間が経つのが早い。
チャイムが鳴り、扉の向こうのリビングが何やら騒がしくなったので、部屋から覗き見る。
あ、誰か来た?
また女の人だったら、どうしよう……。
「お前いい加減にしろよ〜また女連れ込んだのかよ?」
こっちに背中を向けるりぃ君と、その影に隠れてて見えないけど男の人の声。
「俺が来るの知ってたんだから、自重しろよな〜。今すぐ追い返せ!」
「……うるせぇな、事情が変わったんだよ」
りぃ君に詰め寄っていたその人は。