僕の君、君の僕。






最初は僕だって、
躊躇ったさ。


だって、まさか
君を後に愛すことになるなんて
思ってもいなかったからね。


なぜかって??
僕も君も『オンナ』だから。


一人称は僕だけど
ちゃんと胸もあるよ。
足りすぎてるくらいに。


僕の胸を分けたいぐらい
君は胸が小さい、
そんなところもかわいいよ。



「れ、玲??」



君は恐る恐る
僕の名前を呼ぶ。



「なあに?? 僕の綾。」



君はまた、恐る恐る
僕に言う。



「この格好でいなきゃ駄目??」



あぁ、シてから
服を着せてあげるのを
忘れてた。


君の白い肌と
小さな胸があらわになって
ぼくのモノだって印【首輪】だけが
身についている状態。


すごくかわいいよ。



「いい子だからまだ我慢してて」



僕はそう言って
ご褒美のミルクを与えた。
もちろん、僕のミルクを。





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