BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
「だから俺はお前を捨てたりはしない」


「…………」


「お前はどうなんだ?泣く事になっても俺といたいか?」


「はい。心配しすぎて苦しむ事になっても弘さんといたいです」


「分かった」






弘さんはあたしの肩を掴んで自分の方へ向かせた。


そして、あたしの涙を指で優しく拭ってくれてる。





「……高城組の組長のタマをとった。明日、俺の代わりにギンが出頭する」





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