BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
ひとつ思い出すと次々と記憶がよみがえってきた。



沢木組長はあたしを指名でよく来てくれていたお客さんだった。



必ず最後までサービスをしていた。





「………はい」


「懐かしいな。急にやめたって聞かされた時は惜しいことをしたと思った。気に入ってたからな」




まさか、こんな偶然に過去のお客さんと会ってしまうなんて…。





< 185 / 285 >

この作品をシェア

pagetop