BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
キッチンでコーヒーを入れて弘さんの前に『どうぞ』と差し出す。



弘さんは新聞を見ながら『ああ』とだけ返事をする。





「弘さんもそろそろ支度した方が……」


「そうだな。これ飲んだら顔洗うから着替え用意しといてくれ」


「はい」





あたしは戻って、弘さんの着替えを用意してから化粧の続きをはじめた。





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