BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
テレビの音を消してあたしに目線を向けてくれた弘さん。



弘さんの顔を見ているだけで胸がキュンってなる。



でも、言わなきゃいけない。





「あたしと…別れて下さい」


「…………」





弘さんは眉ひとつ動かさないでジッとあたしを見てくるから、あたしから目線をずらした。



たった数秒の沈黙なのに長く感じてまたあたしから口を開いた。






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