BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
失格
マリアの母親に会いに行って2週間がたった。



それでもあたしたちに護衛はついたままで、弘さんは忙しくしていた。



夜中に疲れた顔をして帰ってきた弘さんは、シャワーを浴びるなり激しくあたしを求めて眠ってしまった。



あたしも眠りについた頃だった。



外から大きな銃声が聞こえてきた。



隣に眠っていた弘さんはすぐに飛び起きて『家の中にいろ』と言って寝室を出て行ってしまった。





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