好きだから。 *短編*


「それはっ…すっごくびっくりです…」


「そう?結構みんな気づいてんだけどな。

…ハルっていつも元気じゃん?俺そこがすごい好きなんだよ。

すげー元気もらえるし、笑顔になれるし。

一緒にいて楽しいんだ。」


「…」


「急にでびっくりしたろ?お、涙も引っ込んだな!まぁー、ゆっくり考えといてな?」


そう言って先にみんなの元に戻っていった。


驚きすぎて、涙も止まったし、思考も止まる。


拓也さんと言えば、みんなからすごい信頼されてて友達も多いし結構モテる。


そんな人がなぜ私?
ただ元気なだけじゃん…


「なんなんだ、なんなんだ一体!」


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