Snow Song-君といた輝雪-

俺の中から急に変な汗が出て来た。


ギターギターギターギターギター…俺は今までで１番神経を集中さし、必死に記憶を辿った。


『クリスマスツリーのトコだ!!』

思い出した俺は急いでクリスマスツリーの場所まで戻った。


だけど、ギターはなかった…


どこを探してもギターは見つからなかった…


ショックだった。


俺はブルーな気持ちでいっぱいのまま、仕方なく家へと歩いた。


あの時…いつも通り無視して雪葉の事ほおっておけば…


雪葉みたいな自己チュー女に振り回されなければ…


ギターを失くさずに済んでいたのに。


今夜ほどツイていない日はない。


もう泣きたい。


ホントに泣きたかった。