Snow Song-君といた輝雪-
『あたし…怖い。死ぬのが怖くて、病院を抜け出して…でも公園に来たら来たで真っ暗で…一人ぼっちが怖くて…』
雪葉の震える体がその恐怖感を物語っていた。
俺は震えている雪葉の体をぎゅっと抱きしめた。
『もし…もしも雪葉が暗闇で不安でいるなら、俺が君を照らしてあげるよ。もしも君がいなくなれば、きっと俺が君を見つけだすから…』
『優人…』
今の俺にはこんなことしか出来なかった。
吹き荒れる冬の風が
流れる時を奪い去って
二人の時間を止めてくれ…。
いくら降り積もっても
雪のようにいつかは消えていく…。
雪葉の震える体がその恐怖感を物語っていた。
俺は震えている雪葉の体をぎゅっと抱きしめた。
『もし…もしも雪葉が暗闇で不安でいるなら、俺が君を照らしてあげるよ。もしも君がいなくなれば、きっと俺が君を見つけだすから…』
『優人…』
今の俺にはこんなことしか出来なかった。
吹き荒れる冬の風が
流れる時を奪い去って
二人の時間を止めてくれ…。
いくら降り積もっても
雪のようにいつかは消えていく…。