短い恋


「手伝うよー。
僕が本戻すから
拾って渡してもらって
いいですか??」


『はいッ!!
すいません……。
ありがとうございます。』



〜数分後〜


『本当にありがと
うございました!!』


「いえいえ^^。
僕図書委員なんで。
じゃー僕いくね。」

『っあ!!
あの!』


「なに??」


『名前教えてください!!』

「釉太。
小田釉太。3年生。
君は??」

『私は……。
私は斎藤莉子。』



「莉子ちゃんか。
よく図書室きてるよね。」

『はいッ!!
しっててくれたんですか??』


「うん。
いっつも高い位置の
本を頑張ってとろうと
してたからねー。」

『っそ
そんなとこみてたんですか!?』


「うんッ!
これからは
本ばらまかないように
きおつけてねッ。ワラ」




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