短い恋
「っあ。
瑞穂。
どーしたの??」

『っえ。
あたしは
ちょっと用事があって……。
そーゆー蒼空こそ
こんなところで何してるの??』


「ん?
俺??
俺はね、
誰かさんの机のラクガキに
返事書きにきたの♪」


『っえ……!?』


「あれ??
まだわかんない??
瑞穂の机のラクガキに
返事書いてたの





俺だよ。

びっくりした??」



『ちょ、ちょとまって。
本当にラクガキの返事が
蒼空だったら
蒼空の好きな人って…………。』


あたしはそこまで言って
赤くなった顔を隠すために
下をむいた。


「そ。
瑞穂がおもってるとーり。

俺は瑞穂がすきだ。
付き合ってください。



ってか瑞穂の答えなんて
聞かなくても
わかってるけど……。」



『っえ。
どーゆー意味??』


「だって瑞穂
俺の事大好きだろ!!ワラ」


『な、な、な、なに言ってんの!!!』


「あれ??
ちがった?
俺が部活してるとき
瑞穂からの熱い視線
よくかんじてたんだけどなぁ……。ワラ」
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