ホラ吹きホラー



義男くん、久しぶり、私みゆきだよ。








は?何言ってんの。お前はゆみだろ。








義男の耳元で
義男くん、みゆきはあんたを殺しにきたんだよ。








うわっ、とゆみを押し返した。








腹を抑えると、血が流れてきた
そのままゆみをじっと見ながら義男は倒れた








うわぁー、とがばっと起き上がると自分のベッドの上にいた
数ある女の1人が横でぐっすり眠っていた








キャミソールにあらわな肌と茶髪のストレートヘアーを愛おしそうに手を伸ばすと、いきなり女の髪が抜け、髪かまからまった義男の手が何かに捕まれ、
うわぁー、と叫んだ

















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