ほんとうに君が好きだった



付き合うってどうゆう事なのか、中1の私にはまだわかならかった。


小学生の恋ってのは“クラスで一番かっこいい男の子”とかそうゆう子供じみた恋。



でも、中学生になった今の私の恋は全く別の世界に入ったような、大人な感じがした。

こうやってバレないように遠くから、そっと君を見てるとドキドキした。

そう、このドキドキが大人の恋を感じさせるんだ。







ある日の放課後、教室からグランドを眺めていたら、あの例の5人組メンツがボールを蹴っている。

「サッカー部だったんだぁ~」
独り言を言ってる自分。

ま、周り誰もいないからいっか。

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