君へ、、、。
「付き合ってくれたら話してもいいよ。
あと、メアドも教えて??」

なんて、せこいの…。
自分がもてるからって卑怯でしょ。
あんたなんか大嫌いだから
教えるわけないから。

もう…本当に痛い。
どこから出てるのこの力・・・。
離れないし。


「嫌がってるだろ。はなしてやれよ。」

そう言ってきたのは先輩だった。
その瞬間ぱっと手が離れた。

うぅ、、、。
痛かったよぉ。

手をみると赤く手の跡が残っていた。

「あんた誰?関係なくね??」

佐藤が先輩をにらむ。
そして、いつも男子にしては
高い明るめの声が低くなっていた。

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