君へ、、、。
佐藤がこっちに来てないか確認してから
先輩は手を話した。
「ごめん、嫌だったよね?」
「いえ、、、大丈夫です。助けてくれてありがとうございます。」
本当に感謝。
あのとき来てくれていなかったら
私はどうなっていたか、、、。
「じゃあ、かえろっか。」
そう言って歩きだした。
さっきのこともあってかなんとなく
気まずい。
何か、話さなきゃ…と思っても
さっきのことばっかり考えてしまって
何も話題が出てこない。
なんかドキドキが止まらなかったり。
こんなの私らしくないよ。
そんな風に思い何気なく制服の
ポケットに手を入れる。
そうしたら、渡そうと思っていた
メモが入っているのを思い出した。