君へ、、、。
と、いったはいいけど・・・。
なんか気まずい・・・。

でも、あとちょっとで家だ・・・。

先輩は前に私の家に家族で来たことが
あるから何も言わなくても家が
どこなのかわかるみたい。

「わざわざありがとうございます。」

「いえいえ♪あ・・・そうだ。」

そう言って鞄の中から
紙とペンを出して何かをサラサラっと書く。

何かあったら、連絡ちょうだいと言って
ケー番とメアドが書かれた紙をもらった。

やっぱし、お人よしかも。

私は、その紙を大切に
机の引き出しの中へしまった。
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