大好きの反対の反対っ!?
…ガバッ
…完全に寝ちゃってた。
枕の横にある携帯を手に取り、時刻を見た。
20:21と表示されている。
「お腹すいた…」
あれから結局バタバタしてて、ろくにお昼ご飯も食べられなかったしなあー。
「お母ーさーん、ご飯はー?」
階段を降りながら、叫んでみたけど返事がない。
なんかいやな予感…
リビングへ行くと、テーブルの上に白い紙が置いてあった。
…手紙?どうしたのかな?
『あゆ、急にパートの仕事が入ったから夕飯食べててね。』
手紙を読みながら、キッチンを覗いてみると、鍋にシチューが入っていた。
なるほどっ、
これのことね!
ピンポーン
あれっ、お母さん丁度帰ってきたのかな?