大好きの反対の反対っ!?
ほんとに間に合わないよ!
いきなり遅刻とかしたら、おもいっきり説教だろうなあ…
みんなから変な目で見られちゃいそうだし…
わー。泣きたくなってきた…
ドンッ
「うわっ」
「ほぇっ」
一瞬視界が真っ暗になった。ゆっくり目を開けると、あれ?私ってこんなに小さかったっけ?
たしかに小さいけど今はほんと70くらいしかないかも…
や、違う。
私転んだのか。と一人でツッコミながら未だに状況を把握出来ず、ポカーンと口を開けて驚いていると
「…ってねーな」
ん?なんか上の方から声がした気が。
上を見上げると、私と同い年くらいの男子がいた。