大好きの反対の反対っ!?
「それは朝から災難だったねー」
大笑いしながら私の話を聞いているのは咲(さき)。
小学生のときから私の大切な親友♪
私と違って咲は、頭も良くてスタイルもいい。
それに長い黒髪が似合う、きれいな顔立ちをしてる。
そんなこと恥ずかしくて本人には言えないけど…(笑)
「笑わないでよっ、ほんとにびっくりしたんだからー!なんとか間に合ったからよかったけど」
「あゆ、中々来ないから焦ったよ。迷子になってるかと思ったわ(笑)」
「ならないし!!!」
「あっ!そおいえばね、クラス一緒でA組だったよー」
「ほんとに!?よかったあ、朝の事件がなければ一緒見れたのにね」