大好きの反対の反対っ!?



「まあイケメン君とキス出来てよかったじゃない」


「もおー…ほんっとにね…」

『新入生の皆さんは今すぐ廊下に並んで下さい』

「ほらほら並ばなきゃ」

咲はナイスタイミングと言わんばかりに、私の手を引っ張っていく。

神様だって少しくらい私に味方してくれたっていいのに…今日は朝からついてないなあー。


咲に手を引っ張られながらちらっと周りを確認してみた。

よかった!さっきの人もこの学校かと思ったけど、いないみたい。


制服が同じ気がしたのは気のせいだったんだ。

神様ありがとう
と心の中でガッツポーズ♪

朝のことは忘れて、これから楽しい高校生活を送れる!


咲とおしゃべりを続けたまま体育館へと向かっていった。




< 7 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop