大好きの反対の反対っ!?
「まあイケメン君とキス出来てよかったじゃない」
「もおー…ほんっとにね…」
『新入生の皆さんは今すぐ廊下に並んで下さい』
「ほらほら並ばなきゃ」
咲はナイスタイミングと言わんばかりに、私の手を引っ張っていく。
神様だって少しくらい私に味方してくれたっていいのに…今日は朝からついてないなあー。
咲に手を引っ張られながらちらっと周りを確認してみた。
よかった!さっきの人もこの学校かと思ったけど、いないみたい。
制服が同じ気がしたのは気のせいだったんだ。
神様ありがとう
と心の中でガッツポーズ♪
朝のことは忘れて、これから楽しい高校生活を送れる!
咲とおしゃべりを続けたまま体育館へと向かっていった。