宅配便の彼と私。

そして周弥が帰ろうとすると

「あ.ちょっと待って」
良香がパタパタと足音を立て
台所に向かった。

すぐに
買い置きをしている
ロイヤルミルクティを持って来て

「苦手じゃなかったらどうぞ」
と周弥に差し出した。


受け取らない周弥に

「やっぱり甘いから苦手?」
と聞くと



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