わたしの恋人






「わぁ…………。」

「力希君泳げるじゃな〜い!先生いらないでしょ。」


うん、いらない。
正直言ってしまいたかった。

先生いなくなったら二人で泳げるのかな?

あ、先生誰か違うとこ行っちゃった。
はやくしないとあいこちゃんまで行っちゃうかもしれない。


「ねえ、二人で泳がない?」


僕はちょっと微笑みながら言った。
またびっくりしてる。声出てないじゃん。

凄く可愛い…………。

「あっ………う…うん!泳ごう!?」

変な返事だな。
でも、ちょっと面白くて微笑ってしまった。



そして、僕たちはプールの時間が終わるまでずっと泳いでた。

二人で競争したり、走り回ったり、沢山遊んだ。


みんなプールから上がり、お昼寝の時間。

僕とあいこちゃんは隣で寝た。
正確には寝てないで遊んでいた。

〜力希side END〜




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