ぱすてる
「藍音、5組の孝治くんと知り合い?」
1学期も半ばに入った頃、晴香が聞いてきた。
「え?あいつ、孝治ってゆーんだ。」
「そ−だよっ?超人気じゃんか。
知らないの−??」
「うん‥。」
きょとんとした顔をしていると晴香もきょとんとした顔で口を開いた。
「好きなの?藍音、孝治くんのこと。」
「はっ?!何言ってんの!そんなわけないない!」
首を左右に振ると、ちょうどチャイムが鳴った。
少しほっとした。
「なんだ-。せっかく藍音もまた恋できるようになったのかと思った-。」
ずきんと心が痛んだ。
もうどれくらい、恋をしていないだろう。
ガヤガヤとした教室が先生が来たとたん、し-んとなる。
授業中、
屋上でのことを永遠と考えていた。
毎日、どうして来てくれるんだろ‥。
あたしの心は
いつの間にか
あいつのことを
知りたい気持ちで
いっぱいだった。
1学期も半ばに入った頃、晴香が聞いてきた。
「え?あいつ、孝治ってゆーんだ。」
「そ−だよっ?超人気じゃんか。
知らないの−??」
「うん‥。」
きょとんとした顔をしていると晴香もきょとんとした顔で口を開いた。
「好きなの?藍音、孝治くんのこと。」
「はっ?!何言ってんの!そんなわけないない!」
首を左右に振ると、ちょうどチャイムが鳴った。
少しほっとした。
「なんだ-。せっかく藍音もまた恋できるようになったのかと思った-。」
ずきんと心が痛んだ。
もうどれくらい、恋をしていないだろう。
ガヤガヤとした教室が先生が来たとたん、し-んとなる。
授業中、
屋上でのことを永遠と考えていた。
毎日、どうして来てくれるんだろ‥。
あたしの心は
いつの間にか
あいつのことを
知りたい気持ちで
いっぱいだった。