ぱすてる
4組の早川藍音。
クラスが違うから会うことはあまりないが
唯一会うことが出来る場所。
それがあの屋上の片隅。
いつも一人で飯食ってる。
4組の前の廊下を通るたびに
オレはあいつを見てきた。
見るたび見るたび
あいつは笑ってた。
笑うことが仕事のように
無償の笑顔で笑ってたんだ。
あいつはいつも屋上で
空を見ていた。
空が好きなのかと思ったら、
好きじゃないみたいだし
よく分かんねぇ。
でも空を見ているあいつは
なんだか悲しそうで‥。
でもその意味を聞けなかった。
オレはあいつにいつの間にか
惹かれてたんだ‥。
クラスが違うから会うことはあまりないが
唯一会うことが出来る場所。
それがあの屋上の片隅。
いつも一人で飯食ってる。
4組の前の廊下を通るたびに
オレはあいつを見てきた。
見るたび見るたび
あいつは笑ってた。
笑うことが仕事のように
無償の笑顔で笑ってたんだ。
あいつはいつも屋上で
空を見ていた。
空が好きなのかと思ったら、
好きじゃないみたいだし
よく分かんねぇ。
でも空を見ているあいつは
なんだか悲しそうで‥。
でもその意味を聞けなかった。
オレはあいつにいつの間にか
惹かれてたんだ‥。