オーシャンビューは訳あり物件♪
これは開けてもいいのだろうか?

一人は管理人さんだろうから、まぁ、大丈夫だろう。



ただ一つ気になるのは、もう一人の方。

絶対知ってる、この声。

低くて若干掠れているのに妙に甘い、女たらしのような独特の声。

うーん、誰だったっけ?







ドアノブを握ったまま、声の主の正体を推測していると、







ーーーガッ!!ーーー



「ッッッー!!」




「!?」






突然ドアが開き、そのドアが私の額に勢いよくぶつかった。
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